いちの湯のサウナ

「サ道」というドラマで人気に一躍火がついたサウナ。
最近では「サウナを愛でたい」という番組でもその魅力が発信されています。
そんな大人気のサウナですが、いちの湯にはスタジアム・サウナ塩サウナの2種類がございます。

 スタジアム・サウナ

スタジアムサウナ

サウナにも様々な形状がありますが、いちの湯のサウナはスタジアム型になっています。
野球場のような段差で高低差があるスタジアム・サウナは、上段と下段で温度が変わります。下段になるほど若干温度が低くなります。
お好みやその日の体調などに合わせて座る場所を変えてみてください。
大規模なスタジアム・サウナがある銭湯は多くないため、存分にお楽しみください。

 塩サウナ

塩サウナ

塩サウナは通常のサウナよりも温度が低いため、熱いサウナが苦手な方でも利用しやすくなっています。
温度は低いですが、塩のパワーで大量の汗が出てきます。

肌に白くついた塩が溶けて透明になるとタンパク質を溶かす力になり、浸透圧により毛穴の奥に詰まった皮脂や汚れをかき出してくれます。
塩サウナ 美肌効果や体臭予防効果が高いのが塩サウナの特長です。

※塩サウナを快適に利用するポイントは、塩を大量に身体につけてこすっては絶対にダメだということです。
溶けていない塩は、基本的にサイコロ状(正六面体)をしており、これをこすりつけると肌を削って痛めてしまいます。
少量を肌にふわっとのせて、広げるように柔らかく塗るようにしましょう。

「ととのう」サウナの入り方 ~ サウナをより楽しむために ~

「サ道」というドラマで有名になったサウナで「ととのう」という言葉があります。
熱いサウナと冷たい水風呂という温冷刺激によって、ストレス緩和効果のある「オキシトシン」、気分の高揚・幸福感が得られる「β-エンドルフィン」、精神が安定する「セロトニン」が分泌されることで「ととのう」状態になるといわれています。

 サウナ利用の事前準備

1.身体と頭は必ず洗ってください。

衛生面でのマナーという点はもとより、サウナの効果をあげるためにも重要なポイントです。
皮膚が詰まっていると汗をかきにくくなります。
皮膚の汚れを落として汗腺を開いて汗をかきやすくしましょう。

2.まずは水分補給

サウナでは大量の汗をかくため脱水症状を起こしやすくなります。
喉が渇いたと感じた時にはすでに脱水症状が始まっている状態ですので、
サウナ室に入る前は喉が渇いていなくても必ず水分を補給しましょう。

 いざサウナ室へ

1.サウナ室に入る前に体についた水滴をできる限り拭いてください。

体の表面に水滴がついていると、この水分がサウナ室内で一気に高温になり、
身体の芯まで温まる前に体表温度があがってしまいます。

2.サウナ室に入り体を温めます。

サウナ

10分程度が目安といわれていますが、絶対に無理はしないでください。
頭に濡れた冷たいタオルを巻くとのぼせにくくなります。

3.水風呂で身体を冷やす

水風呂

サウナ室を出たら必ずかけ湯をしてから水風呂に入ります。
サウナで熱くなった身体を水風呂で冷やし、その温冷刺激で身体と神経を調整します。水風呂は2分程度が目安といわれています。
あまりにも急激な温度変化は体の負担になります。身体をびっくりさせないように、心臓から遠い手足からゆっくりと入るようにしましょう。

4.休憩

ととのう

サウナ室で温め、その後水風呂で冷やした身体を、座ってのんびり休憩させることで通常の状態に戻します。この時に脳内に様々な物質が分泌されて「ととのう」という感覚が生まれるといわれています。
特に外(露天)で休憩する外気浴が効果的なのだそうです。
休憩は5~10分が目安となります。椅子やリクライニング・チェアでのんびり休憩してととのってください。

上記の2~4を1セットとして、2~3回繰り返すとより効果的と言われています。

サウナの効能

1.サウナの最大の効果は血流が良くなることです。
  これにより血液中の老廃物がスムーズに体外に排出されます。

2.同様に疲労物質や乳酸もスムーズに循環することで、疲労回復に繋がります。

3.温冷刺激で自律神経がととのい、神経調整機能が高まることで、
  身体の疲れだけではなく、心の疲れも癒やされます。

4.代謝があがるため、肌のターンオーバー(新しい細胞への入れ替り)が
  促されて、美肌・美容の効果があります。

5.汗を大量にかくことで、汗腺の働きを良くして体臭予防に繋がります。

サウナご利用時の注意点とマナー

 サウナご利用時の注意点

上にも記載していますが、サウナでは以下の3点に充分に気をつけてください。

1.こまめな水分補給

サウナでは、個人差はあるものの300~400mlの汗が出るといわれています。
このため、サウナを利用する前およびサウナから退室したら速やかに水分を補給しましょう。

2.無理をしない

サウナ室に入っている時間は1セットあたり10分が目安ですが、目眩がするなど体調が悪い場合は無理をせずにすぐに退室してください。

3.飲酒後には絶対に入らない

そもそも飲酒後のお風呂自体をおひかえください
過去の統計からもお風呂が理由で亡くなられた方の大多数は飲酒後の入浴が原因となっています。

4.塩サウナで大量の塩で肌をこすらないでください

塩で肌を削ることになり肌を痛めてしまいます。

 サウナにおけるマナー

また、マナーを守ってサウナを利用することで、お客様皆様が快適にご利用いただけるようお願い申し上げます。

1.必ず身体と頭を洗ってから利用してください。

2.水風呂に入る前には必ずかけ湯をしてください。

3.水風呂に顔をつけたり、潜ったりしないでください。

4.塩サウナご利用後は、シャワーで塩を洗い流してください。

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